1 リノベーションなら間取変更も可能!
現在の間取りのベースになっているのは1970年代に登場した「縦長LDプラン」や「横長LDプラン」とよばれるタイプのもの。中古マンションを購入する方の多くは築20~30年前後、1990年~2000年ごろに建てられた物件を選んでいます。
すると以下であげた間取り図のような70㎡前後の3LDKの物件が中心になります。12畳程度のLDKに6畳前後の居室が3部屋、それぞれの部屋に収納付きといったパターンです。
どちらも皆さんがよくみかける間取ですね。
※リノままのリノベーションでどんな風に変化したかはリンク先をのぞいてみてくださいね
でもそこに住まうお客様のライフスタイルは様々。お子様が沢山いてお部屋の数を多く確保したい方もいらっしゃれば、ご家族でゆったりくつろげるように広々したリビングにしたい、という方もいらっしゃいます。
また、同じ3部屋でも6畳もの広さはいらない、ワークスペースにするからデスクがおければ充分、といった方もいらっしゃることでしょう。
それぞれのお部屋もどのように使うかによって必要な収納の大きさもかわってきます。お部屋の用途にあわせた収納プランにしてみたり、いっそのこと各お部屋の収納をなくしてファミリークローゼットやストレージにまとめてみたり、といったことで限られたスペースをもっと上手に使えるかもしれません。
リノベーションではこういった皆さんそれぞれのライフスタイルにあわせて、暮らしに必要なスペースを必要な分だけとっておく、そんな間取り変更が可能です。
2 マンションのリノベーションで人気の間取りとは
2-1 LDK(リビング・ダイニング・キッチン)を広くする
間取り変更リノベーションで最も多いのは「LDKを広くする」というプランです。昨今「リビ充」なとどいわれますが、リビングを充実させて家族で過ごす時間を大切にしたい、という想いを抱く方が増えています。
先ほどあげた3LDKの間取りを例にとると、和室スペースをなくしてそのままリビングにつなげてしまったり、廊下を短くしてリビングのスペースを広く取ったり、といったプランが多いです。
2-2 書斎や趣味のスペースを作る
せっかくのご自宅なので趣味を楽しむ場所がほしい、そんなご要望もたくさんあります。本やCD、レコードなどを沢山お持ちの方にとってはどんな風に収納するか、はとても重要。レコードやCDのジャケットを「見せる収納」として飾るのも素敵ですね。
他にも楽器を演奏できるお部屋をつくったり、DJブースをつくってみたり、ロードバイクを土間においたり、キャンプ用品を収納するスペースをつくってみたり・・・
それぞれのご要望にあわせて、棚をつくる、リビングの一角を趣味のコーナーにする、土間をつくる、と様々な提案ができますね。
2-3 在宅ワークしやすい間取りにする
コロナ禍以降、一般的になった在宅ワーク。以前はリビングの一角にオープンなワークスペースを希望する方が多かったのですが、コロナ禍以降は個室のワークスペースを希望する方が増えてきました。さらにご夫婦共働きの方では、お二人それぞれに専用の個室でワークスペースがほしい、といったケースもあります。
ワークスペースの場所も様々で、リビングの近くにつくることもあれば、ON/OFFを切り替えたいから、あえてリビングから遠くにつくってお家の中で「出勤」するイメージにしたお住まいもあります。
2-4 対面型のオープンキッチンに
いまや対面型のキッチンは定番になりました。調理をしながらリビングにいる家族の様子がみえる、お子様の様子がみえる、というのは大きなメリットです。
キッチンをリビングの主役にすえる「アイランドキッチン」やキッチンの片方だけ壁にくっつけた「ペニンシュラキッチン」などです。
対面式のオープンキッチンは開放感があって気持ちよいのですが、どうしても通路や収納を確保しようとするとスペースをとることになります。また、調理の際の水や油がリビングにはねるのも気になります。
そんなご要望から「壁付けキッチン」でリビングをより広く使いたい、コンロとシンクが別々にわかれている「Ⅱ型キッチン」で油跳ねを気にせず使いたい/作業スペースを広くとりたい、といった方も増えてきています。
皆さんそれぞれのライフスタイルにそって、「何人で調理するか」「どんな風に調理したいか」「使う頻度は多いか」などを考え、最もあったものを選んでいます。
2-5 廊下や壁を無くして開放的な間取りに
限られたスペースを広く使う工夫として、廊下を無くす、壁を無くす、壁で仕切ってもあえて扉はつけない、といった方法があります。
壁や扉で仕切っていてもリノベーションで人気の「室内窓」をつけるとお住まいの中で光や風がつながるので、開放感がうまれます。
2-6 ウォークインクローゼットを作る
家族みんなの衣類が一か所にまとまっていると何かと便利です。うまくプランニングすれば衣替えもしなくてすみますし、洗濯機置場の近くに位置しておけば家事動線もよくなりますね。
各部屋に収納スペースをつくるよりもお住まいのスペースを効率的に使えるので、結果的に居室のスペースが広くとれる、なんて効果も期待できます。
2-7 回遊性を重視した間取りにする
「回遊性」も暮らしやすさにつながります。ウォークインクローゼットを通り抜けられるようにウォークスルークローゼットにして、土間とつなぐ、洗濯機置場とつなぐ、なんて間取にすると、帰ってから着替えて洗濯ものをまとめる、なんて流れがスムーズにできます。キッチンと洗濯機置場、ウォークインクローゼットがつながっていると家事動線がスムーズになります。
おうちの中に行き止まりをつくらないちょっとした工夫で使い勝手が大きく変わります。
2-8 畳の和室は小上がりに
リビングを広くして和室をなくしてしまう、というのはリノベーションの定番プラン。でもそのまま座ったり寝っ転がったりできるスペースが恋しくなりませんか?
和室はなくしてもリビングの一角を小上がりに、なんて使い方もできちゃいます。
小上がりがあるとその下を収納スペースに確保することもできますし、掘りごたつのようにしてお子様のリビング学習スペースにもできます。
子上がりに「リノベーション畳」を使って畳でもスタイリッシュに仕上げているお住まいなんかもありますよ。
2-9 おしゃれなスケルトン天井
スケルトン天井とはコンクリートが剥き出しになった躯体あらわしの天井のこと。
コンクリート打ちっぱなしの天井でおしゃれなカフェやライブハウスのようなインダストリアルなお住まいはどんなリノベ雑誌をみていても必ず登場します。天井が高くなる分、お部屋の開放感が味わえます。
剥き出しになったコンクリートはそのまま、というわけではなく、クリアの塗装をしたり、左官工事で少し見た目を整えたり、時には白などの色でばっちり塗装をしてみたり。
無骨でハードな雰囲気がよいのか、クールでキレイ目な方がよいのか、によっても好みがわかれることころです。
2-10 パントリーを作る
パントリーとは主にキッチン脇に備えた食糧などの保管庫のこと。ウォークインできるようなサイズでつくりこむこともあれば、小さな棚をつくるだけ、といったケースも。
キッチンまわりの収納が充実するので、よくある吊戸棚は不要になります。キッチンがすっきりした見た目になるのも隠れたメリットです。
2-11 土間で玄関を広く
マンションは玄関が暗くて狭いのがイヤ、という意見をよくききます。既存の間取りではシューズクローゼットも小さく靴を脱いだらすぐ廊下、その周りにドアが並ぶ、といった光景です。
玄関脇に土間をとって玄関を広くする、シューズインクローゼットをつくる、などの工夫をするとそんな閉塞感がなくなります。
自転車やスノーボード、サーフボードをおいてみたり、アウトドア用品の収納につかったり、広い土間は思った以上に使い勝手がよいものです。
3 マンションリノベーションで間取りを変えるときの注意点
3-1 間取変更しやすい物件・しにくい物件がある
マンションの構造は大きく「ラーメン構造」と「壁構造」にわかれます。マッチ棒をくみわせたような形の「ラーメン構造」では「柱」と「梁」で建物を支えています。そのため間仕切り壁は全て壊すことができるので、間取変更はスムーズです。
一方で「壁構造」では耐力壁と呼ばれる壁で建物を支えています。そのため、「壊せない壁」が室内の随所にあります。水回り設備が壊せない壁にかこまれていて移動できなかったり、間仕切り壁がこわせなくてリビングを広げられなかったり、といったケースもあります。
3-2 水回りの移動の際の注意
キッチンやお風呂、洗面・トイレといった暮らしに欠かせない水回りの設備。もちろんリノベーションで移動すること自体は可能です。
ただ、どんな水回り設備からも排水がでます。それらは建物全体の排水管につないで下水に流れていきます。この排水経路や勾配が建物の構造上、うまくとれなくて移動ができない、床に段差ができてしまう、といったケースもあるので要注意です。
また、キッチンには換気扇ダクトをとりつけて、建物の外に排気を出さないといけません。この排気のルートがもし梁をまたぐようになってしまうと、ダクトの位置が低くて邪魔になるだけでなく、ダクトをまげたところに油がたまって火災の危険がでてくるのであまりおすすめできません。
その他、ダウンスラブといってコンクリートの床がへこんでいる箇所があったり、大きな梁があったりすると、ユニットバスの設置に制限がでてくる場合もあります。
水回り設備の移動については「どこに動かしたいか」によってもできる/できないが変わってきますし、リノベーション工事に精通した人にみてもらわないとわからないことが殆どです。
どうしてもお風呂を広くしたい、どうしてもキッチンの位置を変えたい、洗面を廊下に出したい、など水回り設備に関する強い希望がある場合は必ず物件を購入する前にリノベーション会社に相談しておきましょう。
3-3 生活する上での動線を考える
間取を考える上では生活動線がとても重要です。家に帰ってきたら帽子やカバンをおいて、上着を脱いで手を洗って・・・など、生活のそれぞれのシーンを細かく想像してみてください。
料理をつくるときにはどんなことをしている、就寝前には何をする、スマホやPCはどこで充電する、などなど。
こうった日々の何気ない動きがスムーズにできるかできないかでお部屋が散らかったりストレスが溜まってしまったりします。リノベーションは「自分だけのためのお住まい」をつくるチャンスなので、暮らしを見つめなおしてしっかりつくりこみましょう。
3-4 マンションの管理規約をきちんと確認
マンションのリノベーションでは、専有部とよばれる皆さんが所有権をもっているエリアについては原則自由につくりかえることができます。
一方でマンション全体の構造にかかわる共用部についてはリノベーション工事でつくりかえてしまってはいけません。
実はマンションの「躯体」と呼ばれるコンクリートの床や壁は「共用部」です。また、バルコニーなども建物全体の景観にかかわるため「共用部」」です。給水管や排水管といった配管は、建物の中を背骨のように縦に貫いている管は「共用部」でその縦管から専有部内の設備につながっている管は「専有部」です。
そのためマンションのリノベーション工事で一切共用部に影響なく工事をする、ということは事実上不可能です。マンションによってはリノベーション工事をすすめるにあたって、管理組合が様々なルールを定めています。
・工事のできる日時・曜日
基本的に工事は平日の日中のみ可、というケースが多いです。
在宅ワークが普及した最近では、音の出る作業について厳しく時間制限をしている場合もあります。
・工事前の申請
着工前に管理組合に工事の内容を伝えて承認してもらった上で工事をすすめないといけません。最近は減ってきましたが、周辺住戸に承諾書をもらわないといけないケースもあります。
・工事の内容
殆どのマンションではフローリングの遮音規程を定めており、ルールにのっとった部材を使って工事する必要があります。マンションによってはフローリングの使用不可といったケースもあります。
また、リノベーション工事では共用部であるコンクリートの躯体壁にビスや釘をうちこんで間仕切り壁などを固定することもありますので、釘の長さなどを規定しているマンションもあります。
バルコニーや玄関扉の外側などは原則工事ができません。マンションによっては設置してよいものを定めていることもあります。
このようにリノベーション工事にあたっていろいろなルールが管理規約に定められています。こういったルールは規約だけでなく、実際に管理組合の方々がどんな風に運用しているかによっても、リノベーション工事の進めやすさは大きくかわってきます。
当然ですが、工事の申請や共用部の養生、挨拶、整理整頓などきちんとしているリノベーション会社の方が管理組合や近隣住民の方ともスムーズに工事をすすめられます。
工事は大小問わず騒音がでるものですし、住民の方にご迷惑をおかけすることになるので、ルールを守るのは当たり前で、プラスαで周囲に配慮ができる会社と一緒にすすめるのがおススメです。
3-5 「暮らしやすさ」を忘れずに!
Instagramや雑誌のリノベーション写真についつい目が奪われてしまいますが、かっこいいデザインや間取りにしても、「暮らしやすさ」がないと本末転倒です。
先にとりあげたスケルトン天井はマンションの最上階のお部屋や結露がみられるようなお部屋ではあまりおススメできません。見た目がかっこよくできても、ひどい結露になったり、暑い寒いがひどくなったりするお住まいは本当に暮らしやすいでしょうか?
断熱材をいれた方がよいところ、広いスペースをとるよりもあえて壁をつくって空調のききをよくした方がよいところなんかもあります。
間取についても同じです。実際にはあまり利用しないのに小さな部屋をつくってしまったり、わずかなスペースを広くするために動線が悪くなってしまったり。既にできあがっている物件ではこういったケースがしばしばあります。
持ち物がたくさんある方には少しスペースを削ってでもしっかりと収納スペースを設けた方がよいケースもあります。
リノベーションで完成した素敵な住まいは皆さんが毎日暮らすところです。見た目だけではなく、自分たちの日々の何気ない行動のパターンや今のお住まいで不満に感じていることなどをしっかり振り返った上でリノベーションの具体的な検討を始めるのがおススメです。
リノままのお客様の素敵な施工事例をみていただくと、見た目だけではなくこういった「暮らしやすさ」にお客様も私たちも徹底してこだわってつくりあげていることがわかると思います。
お客さま自身が「自分たちの暮らし」をしっかり見つめなおすこと、リノベーションの設計者や現場監督が専門知識をもってそれぞれのお客様に必要なものを提案していくこと、双方が共同作業としてうまくかみあったら「暮らしやすさ」と「デザインのかっこよさ」は両立できるものです。
4 【間取り別】マンションリノベーションの事例をご紹介
ここまでみてきた通り、それぞれの暮らしにあわせて住まいをつくりあげるリノベーションでは3LDKや2LDKといってもその間取り自体は一般的なものとは大きく異なります。一般的な間取りの概念から解放されて暮らしやすく変わった住まいをリノままのリノベーション事例から少しだけご紹介します。
4-1 3LDK
元々3LDKだったお住まい。お部屋の数はかわっていませんが、使い勝手が大きくかわっています。2部屋はご夫婦それぞれのワークスペースに。デスクと小さな棚が置ければ十分なスペースです。寝室はベッドが入れば十分なのでこちらもコンパクトに。
こうしてウォークインクローゼットや土間、広いリビングなどのスペースを確保。お部屋の数はかわっていませんが、自分たちのために必要な広さに組みたてなおしたので、とても使いやすい間取りになっています。
4-2 2LDK
元々3LDKだったお住まい。和室をなくして広大なリビングにするというリノベーションの王道パターンです。家族がみんなで集まれる明るく気持ちよい空間です。自然素材をメインでとりいれたり、結露を防ぐように断熱材や二重サッシをいれてみたり、室内窓で光と風の通り道をつくったり、と暮らしやすさも抜群です。
4-3 ワンルーム+WIC
元々2LDKだったお住まい。お子様が巣立った後、ご夫婦のこれからの暮らしのために大胆なリノベーション。大きなLDKを扉のない壁でゆるやかに仕切って書斎スペースとロフトベッドを設けています。広いウォークインクローゼットはギターを演奏しても音漏れしにくいように。本やレコードもかっこよく飾って収納しています。
5 マンションリノベーションのよくあるお悩み解決
5-1 間取変更は費用がかかる?
ちょっとした間仕切りの撤去や追加だけであれば数十万円もかからずにできるケースもあります。
でもリノベーションでしっかり間取を変更するとなると、床や壁、天井にも手を加えることがほとんどでしょう。そうするとリノベーション費用もかさんできますが工事の内容によって費用感は大きく変わってきます。
部分的に間取りを変えたい、といったリノベーションでは天井や床にどのくらい影響がでるか次第です。間仕切りの位置をかえるだけ、と思っていても、構造上天井が落ちてしまうようであれば天井も作り直す工事が発生します。床も既存の間仕切りを撤去した箇所の補修をする必要がでてきます。
水回り設備の交換を含まない部分的な工事であれば200万円くらいから、設備交換もふくめてフルリノベーションを考えるのであれば㎡あたり税込16~20万円程度の費用相場を目安におきつつ、リノベーション会社に相談してみましょう。
⇒リノまま【知る・調べる】マンションのリノベーション費用はわかりづらい?リノベ費の仕組みと相場
5-2 狭いマンションだけどリノベーションできる?
コンパクトなお住まいで使い勝手よく作り変えるのはリノベーションの醍醐味の一つです。ロフトや子上がりをつくる、廊下のスペースを無くすなど、限られたスペースを活かすアイデアは沢山あります。
つくりこむとその分リノベーション費用が少し割高になってしまうケースもありますが、暮らしやすさには代えられません。
5-3 まだ子どもが小さいけど子供部屋を今からつくるべき?
ご結婚されたばかりのご夫婦からよくこういったご質問をいただきます。先のことも考えると子供部屋は必要かもしれないけど今すぐには必要ない、今から部屋をつくってしまうとスペースを無駄にしてしまうかも・・・悩むところです。
リノままのお客さまでは後から間仕切り壁をいれられるように、下地だけを用意しておく、今すぐには部屋にはしないで広い空間を確保しておく、といったご提案をさせていただくことがよくあります。
⇒リノベ事例【心も身体も整う住まい】 実はこちらの事例もそんなご提案をさせていただいています。
他にはワークスペースをつくっておいて、お子様が大きくなったら少し改修して子ども部屋に転用する、なんてパターンもあります。また、子供部屋を一部屋用意しておいて、二人目のお子様が生まれたときには仕切れるようにしておく、というケースもあります。家族構成の変化やお子さまの成長を見据えてリノベーションを考えているのです。
今のこともこれからのこともどちらも柔軟に考えてプランをつくってくこともできるので、どんどん相談してみましょう。
5-4 中古マンション探しから依頼できる?
中古マンション購入の際、リノベーションをして内装をガラっと変えてから入居したい、という方は増えてきてます。多くの不動産会社には提携のリフォーム会社がありますし、多くのリノベーション会社は中古マンションの物件探しから依頼できるような仕組みをもっていてこういったニーズに対応しています。
でも注意したいのはどのくらい物件探しの段階からリノベーションのことを考えてもらえるか、です。先にもみてきた通り、マンションのリノベーションではいろいろな制約があります。物件を購入してから「思っていたプランができない」とか「リノベ費が大幅に増えてしまった」など「こんなはずじゃなかった」となってももう手遅れです。
「どうしてもやりたいこと」が本当にその物件でできるのかどうかをリノベーションの知識のある人にしっかりと見極めてもらう必要があります。
リノベーション会社によっては物件探しを提携の不動産会社にお願いしている、なんてケースもあります。どのくらいしっかりと連携してもらえるかはリノベーションの成否にかかわる大切な要素です。中古マンション探しのときに、どの程度リノベーションの設計についての相談もきいてもらえるか、を確認した上で会社選びをするようにしましょう。
以上を踏まえると、「物件探し」と「リノベーション」をスムーズに進めるためには不動産の専門家もリノベーションの専門家もいる「ワンストップリノベーション」を利用するのが一番です。
⇒リノまま【知る・調べる】「ワンストップリノベーション」vs「不動産とリノベを別々に依頼」比べてみました!失敗しない会社選びとは?
6 ワンストップリノベーションなら「リノまま」
リノままでは物件探しをはじめる前の「暮らし探し」と「無理のない資金計画」」をとても大切にしています。最初にしっかりコンセプトを固めることでその後の「物件選び」も「リノベーションプランの検討」もスムーズに進められるからです。
リノままは物件探しも設計も工事も自社完結・少数精鋭のチームでいつも密に連携しながらリノベーションを進めています。経験豊かな設計士、施工管理技士なので、見た目のデザインだけでなくお客さまそれぞれのライフスタイルにあわせた暮らしやすいお住まいの提案が可能ですし、ご予算にあわせて柔軟な対応をする引き出しも豊富です。
ただ、少数精鋭のチームなので一度に多くのお客様とご一緒させていただくことができません。そんな私たちと一緒に物件探しやリノベーションをしたい、という方はぜひお早目にご相談ください。
7 まとめ
リノベーションでは3LDKや2LDKといったいわゆる不動産の物件情報などにある「間取り」はあまり重要ではありません。皆さま自身がシンプルに「どんな暮らしがしたいか」「そこで何をしたいか」を自由に話してもらえれば、「どんな広さの物件がよいか」を判断することができます。
与えられた間取にあわせて暮らすのではなく、暮らしにあわせてお部屋の大きさや数を考える、と発想を転換できたとき、可能性がぐっと広がります。
誰もがしっかりと自分たちの暮らしを見つめなおせば施工事例にでてくるような素敵なお住まいをつくりあげることができると信じています。リノままもご一緒できるとうれしいです。
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